キャンプの様子
各サイトに木製の椅子とテーブルがあり、グループでの食事等に便利です。直前まで大雨が降ったところなので地面は濡れていましたが水はけはよくぬかるんだところはありませんでした。しかし風が若干強くタープを張るにも一苦労。タープが飛んでいくのは避けたかったのでELLISSEの鍛造ペグでしっかり固定。随分前に購入していましたが、重いため使わなかったのですが、この日は必要だと感じ持っていきましたが正解でした。
その上でテント設営を行い寝床の確保は万全に。念のため電気毛布とポータブルバッテリーも用意して寒さ対策も万全です。
目の前にももう一つサイトがあったのですが、空いていたので、キャンプ場の端でゆったりとすることができます。ちなみにタープをいわゆる小川張りしていますが、専用のセッティングテープは使わず、ガイロープとカラビナ、自在金具を使った超シンプル自作です(多分600円くらい)。この時点ではロープが細く不安があったため、現在はもう少しロープを太くし、ロープの余りも出ないよう改良しています。
テントから眺める景色。雨降るかな~晴れるかな~等と思いつつのんびりと本を読み。目の前のサイトが空いているのはいいのですが、その向こうにはトイレがあり、若干レイアウトに失敗した感あり。
一通り設置が終わり一息ついた頃、真冬並みの気温なこともあり、近くの温泉に。キャンプ場から徒歩5分ほどのところに道の駅神鍋高原があり、レストランや地元の食材、お土産、温泉施設があります。温泉に入った後、ソーセージと日本酒を買ってテントに戻ります。
但馬牛ステーキは最高だった
高速を降りた後真っ直ぐキャンプ場に向かわず、豊岡の市街地に向かったのは、この日の晩飯を但馬牛ステーキにしようと決めていたから。お値段もかなりしましたが、塩コショウで下味をつけ、焼くための準備へ。
ステーキは少し後回しにし、先程買ったウインナーを焼き、富士桜高原ビールで乾杯。ウインナーは美味しい…けど、正直牛より豚かな…ビールは美味しかったです!
真冬日なので、薪も大量に準備しました。以前紹介した中国道山崎ICの近くにある木材屋さんで買った薪も大量に持ち込み、焚火を楽しみます。とても良く乾いているので燃える燃える。そして温かい。薪スタンドはDODのとなりのまきちゃんを使っていますが、比較的軽く、コンパクトに畳めることと、薪が余ったときに薪バッグとして、薪を固定し持ち運びできるのが便利です。反面、スタンドに立った状態で動かそうとするとスタンドの固定が外れることがあるので、もう少し固定する力が強かったら(ひねって固定とか)よかったかなと思います。
陽もいい感じに落ちてきたところで、お待ちかねの肉を焼きます。肉を焼くためのバイブルにしたがって肉を焼きます。今回バターにもこだわり、「澄ましバター」を自前で作って持っていってます。(「ギー」のほうが一般的かもしれません。鉄腕DASHのカレー会で長瀬君がインドに行ったとき出てきてましたね)
表は60秒、裏返して10秒、アルミホイルをかけたら火を止めて1~2分。焼けたら皿代わりのプレートに乗せて完成。
スキレットの大きさの関係上2回に分けて焼きましたが、ナイフで切ってみると見事な焼き加減でした。
味付けは塩、コショウと澄ましバターだけですが、肉質はとろけるように柔らかく美味しかったです。ありがとう牛!
同じものを作りすぎと言われるかもしれませんが、チリコンカンをトルティーヤで巻いたら美味しいとのことでチャレンジ。
この料理、かなりスパイスを使うのですが、将来的にカレーをスパイスから作ってみたいと思っていて、スパイスのある程度まとめ買いをしたいと考えています。スーパーに売ってるビンのやつだと10数グラムなので、ちょっと足りない。
飯を食った後、日本酒をちびちび飲みながらちょっと早めの就寝タイム。チリコンカンで体が温まってることもありましたが、電気毛布は使わず。外の気温は23時時点で2.8度でした。
翌朝、6時台にゴォォ!と音が鳴り響き、なんだろう?と思って外をみると気球が上がっていました。周りのテントからも数名顔を出していましたがテンション高そうでした。ちょっと乗ってみたいと思いますが、さすがにソロでは抵抗があり断念。
朝食は残ったチリカンコンとトルティーヤで軽く済ませて引き上げる準備に。上空にカラスがいたので注意していましたが、少し目を話した際に残っていた5枚全て持っていかれました。ご注意ください。
神鍋溶岩流とたじま高原植物園
チェックアウトの際、置いてあった本に神鍋溶岩流が近くにあると聞いたので行ってみることに。ナビ通りに行くと私有地を突っ切ることになりかねないのでご注意ください。また、駐車場も数台しかないため、ご配慮お願いします。神鍋溶岩流は一箇所の観光スポットではなく、このあたり一帯7kmほどにわたる観光スポットのようです。そのうち二段滝に行ってきたのが以下の写真と動画になります。
ゲームとかに出てきそうな滝ですが、途中の岩に穴が空いており、そこを水が抜けていくようです。もっと水量が多いと画面右に滝が現れたりするそうです。
その後、天滝公園キャンプ場に行ったときの下道で帰るため、ぐるっと西廻りで帰る途中、たじま高原植物園があったので立ち寄りました。標高の高い場所のため、少し早い気がしましたが、ここにある和池の大カツラという樹齢不明というとんでもない樹があり、樹の根元に川があるというこれまたジブリ感あふれる体験をしてきました。
本当はこの動画を紹介したいのですが、スマホの縦動画になってしまいうまくあげられないので別動画で。毎分5000リットルの水が流れ、年中約6度の水温。しかもそのまま飲めるという恵まれた場所です。
こうして、のんびりと下道を帰りました。寒さや雨で一時はどうなるかとヒヤヒヤしましたが、とても快適に美味しく楽しく過ごせました。