GW中少し予定が空いてしまったことと、ちょうど晴れになったタイミングだったので手軽装備で兵庫県のそうめん滝キャンプ場に行ってきました。気温もちょうどよく自転車で日本中のお城巡りをしているドイツ人のオジサンと会う素敵な体験ができました。周辺情報もあわせてご紹介します。
2023/8/15更新現在管理者さんの都合により休場中となっています。
キャンプ場の場所、利用システム
キャンプ場へは播但道豊富ICから降りて15分くらいのところにあります。なお、播但道の南側から来られる場合のICとなり、北側からだと砥堀ICに変わるのでご注意ください。
また下記地図にある赤丸区間はほぼ全区間車一台が通れるだけの道路幅となります。道路の横が川になっているところもあるため、大型車や運転に自信の無い方は特に注意が必要です。
青丸部分は最後でも紹介しますが、ホームセンター、スーパーマーケット、ドラッグストア、衣服店が固まっており、寄って食材等を揃えられるのも便利です。
利用システムは以下の通りとなります。青少年キャンプ場だけあってとてもリーズナブルです。
平日 | 土曜日・日曜日・祝日 | |
高校生以上 | 220円 | 260円 |
小・中学生 | 170円 | 200円 |
なお、2019年10月1日からは消費税増に伴い以下の通りとなります。(変更点は太字)
平日 | 土曜日・日曜日・祝日 | |
高校生以上 | 230円 | 270円 |
小・中学生 | 170円 | 210円 |
予約は電話のみとなりますが、実質的なサイト数が少ないことも踏まえ必ず予約してから行くようにしてください。水道、水洗トイレあり。ゴミはすべて持ち帰りとなります。
サイトは直火可能なキャンプファイヤー場があり、ここに複数組入れるようです。他に川沿いにある4人くらいまでのサイト、その他はソロキャンプ用サイトが10数サイトありますが、1段1段は低いものの最低でも70段ほどの階段を登ることや焚火そのものが禁止(焚火台を使用してもダメ)のため、推奨されておらず、予約時点でそれでも良いかを聞かれました。
また、車の直付けは出来ず、駐車場から荷物を運ぶ必要があります。狙い目は涼しげな川沿いで隠れ家のような雰囲気のある川沿いサイトでしょうか。
キャンプ場に行ってみた
当日はGWの真っ最中なので、BBQをするための家族グループで賑わっていました。管理人さんから、階段の下までは車を持っていってもいいと言われたので、階段下で荷物を降ろした後、5~6回に分けて荷物の搬入。事前に階段があることは聞かされていたので、できるだけ荷物を少なくしたのですが、キャンプ歴1年未満のため、どうしても「もしかしたら使うかも…」という気持ちから荷物が多くなりがちです。暑くなったとき用に首掛けの扇風機を持っていきましたが、大活躍しました。
サイトは2.5m×4.0mほどの小さなサイトで、結構な雨が降ったこともあり小石が多かったです。今回シェラフの下に敷くマットが一枚少ないため、念入りに石をどけてからテント設営。一見乾いていますが、まだ乾ききっていないため、土が柔らかく、椅子の足で土が掘れています。。。
椅子に座り空を見上げると新緑がいい色しています。まだ虫も多くないため、快適に過ごせそう。
キャンプ場の様子
一通り設営が終わったあと、キャンプ場の散策に。炊事棟は2つあり、いずれも奥の川沿い、ソロキャンプサイトの近くにあります。
なぜかはわかりませんが、謎の蛇口の多さ…
椅子も大量にありますが、小学校にあるような椅子たち。撮影したときには家族グループは帰っていましたが、ほとんど使われていたので、昼BBQをするにはもってこいの場所なのかもしれません。
キャンプ場の入り口、キャンプファイヤーサイトにある紅葉の木。秋になると真っ赤になると思うとその時期にもう一度行ってみたくなります。
キャンプの様子
今回は軽量化キャンプ、かつ焚火なしなので食事も少なめで。日が暮れるまで本を読みながら時にうとうととしていると管理人さんが来て、「ドイツの人が来てるけど仲良くしてね~」とのこと。仲良くと言ってもカタコトの英語しか喋れないのでお相手できるかなと思っていましたが、ドイツ人のオジサンもカタコトの日本語が喋れたので問題なし。高そうな自転車に最低限の荷物を持って、ササっと設営されてました。カッコイイ。ブログへの掲載許可は頂いていますがヒルバーグ(HILLEBERG)のアクトというテントのようです。(エナンのほうかもしれませんが失念)使い込まれた感もありめちゃくちゃカッコイイです。
設営された後、タバコを吸いながら、近くの風呂と食事ができるところを聞かれたので検索して伝えると、そのまま自転車で出かけていきました。
陽が暮れた頃合いを見て食事タイム。前回の神鍋高原キャンプ場に行った時に買ったお酒が美味しかったので帰りにもう一本買っていたのと鹿のソーセージがあったのでそれを持ってきました。
但馬鹿の雲海スモーク。もう鹿に雲海にスモークと名前盛り盛りでどんな味かは想像つきませんでしたが、あっさりもちもちした鹿肉と燻され熟成したスモークの濃さがちょうど良く、正直美味い!と思いました。
これを本来はB-6君と合わせて使うテンマクデザインの男前プレートをガスコンロで焼きます。
ガスボンベに反射熱が当たらないよう配置に注意しながらじっくり焼いて、塩コショウで味付けしてカリっと。見た目はパサパサしてそうに見えますが、鹿肉のもっちり感はそのままです。
ウインナーの後は焼き肉で。これも近くのスーパーで買ってきたカルビとセンマイを焼いて食べるだけ。炭火でなくとも、外で食べる肉は無条件に美味しくなります。
肉を食い終わった後はお酒タイム。日本酒と伍魚福のほたるいか姿干し。完全に酒飲みモードに入ってますが、伍魚福の珍味で一番美味しいのはこれだと思う。本当は箱単位でほしいくらいですが、痛風になりそうなので一袋でがまん。
適当に飲んでたら、ドイツ人のオジサンが帰って来て時間ある?と言われたのでウイスキーを持って行きました。オジサンの名前はミハエル。ミハエル・シューマッハのミハエルですね。英語ではマイケルという結構一般的な名前。世界各地の城をめぐるのが好きで日本も城巡りのために来日。3週間で回れるだけ回るそうです。
結構長く話をしたのですが持っていったウイスキーは空(マイケルさんがほとんど飲んだ…)になり、日が変わるころにお開きとなりその日は就寝。
次の日の朝、コーヒーを入れて朝食の準備。スノピのチタンマグ、450mlは大きいので今は300にし、会社でこの450を使っています。
カレーは無印のブラウンマサラカレーでしたが、辛くなくさっぱりしていたので朝食にはピッタリでした。
朝食が終わる頃、マイケルさんが出発の準備を終えていたので、氷代わりにしていたアクエリアスを渡してお見送り。これから四国に行くそうで、めちゃくちゃアクティブなオジサンでした。こちらも撤収の準備を終えた頃にキャンプ場の管理人さんが来られ、マイケルさんのこと、キャンプ場のこと等いろいろお話しました。
撤収を終えた後、帰りの細い道の中、車が止められそうな場所があったので、なぜここが「そうめん」滝なのか。よくよく近くを流れる川をみると、そうめん流しのような川になってました。
こういう岩の間に水が流れるようなところがずっと続いていたのでそうめん滝なんだなと。
周辺情報(スーパーマーケット、温泉等)
このキャンプ場の近くのスーパーマーケットは冒頭で書いたとおり、播但道豊富ICから降りて、キャンプ場に行くまでの間にあるところになります。地図では表せていませんが、コープ(スーパーマーケット)、アグロガーデン(ホームセンター)、ドラッグストア、衣料品店が密集しており、足りないもののほとんどが補えるので非常に便利です。
温泉はキャンプ場から15分くらいのサウナ&スパ花の湯となります。この西側1分ほどのところにイオンがあり、食料、衣服等揃えられるので、お風呂に入った後、買い物をするにはいい場所と思います。
キャンプ初心者の方にはオススメ出来ませんが、ある程度経験を積まれた方であれば不自由さも糧とし楽しめるキャンプ場だと思います。皆様のキャンプの参考になれば幸いです。