2020年初のキャンプは兵庫県赤穂市にある無料のキャンプ場「丸山県民サンビーチ」に行ってきました。周辺の温泉情報などあわせてご紹介していきます!
キャンプ場の場所
丸山県民サンビーチ自体は海水浴場ですが、浜辺、及び坂にある石垣部分でキャンプができます。場所は山陽自動車道赤穂ICから約20分のところにありますが土・日・休日はキャンプ場周辺道路がバイク通行禁止であること、駐車場への入場が東側からの一方通行になることご注意ください。(通行禁止区間の詳細は赤穂市にご確認ください)
赤穂市街地がすぐ近くのため、買い物等すぐできますが、冬場はもう少し東へ行き、「海の駅しおさい市場」で牡蠣を買ってキャンプ場でBBQされている方をよく見かけます。シンゴも買ってBBQしました。
丸山県民サンビーチの利用システム
無料です。予約不要で早いもの勝ちのため、場所が空いていないことや、手狭になる可能性はあります。
水道、トイレが設置されており、夏場はシャワーも利用可能です。トイレは水洗でトイレットペーパーもありますが、結構切れているので持参されることをオススメします。ゴミはすべて持ち帰りです。
トイレにはトイレットペーパーが設置されていますが、連休や人の多いときは高頻度で紙切れとなるので、トイレットペーパーの持参を強くオススメします。
2023/1/2追記 駐車場が有料になり、1日500円かかるようになりました。また、灰捨て場が設置されています。また、駐車場の空きの有無も上記HPから参照できます。
キャンプの様子
道の駅しおさい市場で牡蠣を購入しキャンプ場へ。赤穂の牡蠣はむき身のものは生食用のため、殻付き、むき身それぞれ買いました。
12時過ぎにキャンプ場に着き、場所確保しようとしていたら、ちょうど帰られる方と入れ違いに海辺で水道、トイレ近くを確保できました。
何度か行った感覚ですが、ソロの方は9~10時頃、ファミリーの方は11~13時ごろ、ゆっくりされる方で16時ごろに帰られるようで、行く時間の目安にしていただければ幸いです。
テントは新しく買ったテンマクデザインのサーカスTC DX。
どこかの島でキャンプしているかのような写真ですが、目の前は瀬戸内海です(笑)
サーカスTCとどちらにしようか1ヶ月ほど迷いましたが、まだ持っている人が少ないであろうDXにしました。今はインナーテント無しの状態で使っていますが、雨や虫対策に早めにグラウンドシート、インナーテントを揃えようと思います。(2020/3月時点で生産終了となっています)
この日は風が強く、ガイラインも含めすべて使い、しっかりと固定。それでも風でバタバタとテントが膨らんだりするので飛んでいかないか心配でしたが、ポールはびくともせず、安心して過ごせます。
設営後、スーパーで買ったサラダと牡蠣を洗い、ポン酢、ネギ、もみじおろしを加えて軽い昼食を。お酒が欲しくなりますが、まだ早いためモンスターエナジーで我慢。
しばらく本を読みのんびりしたあと、夕方日の入り近くになったため、近くの温泉に。
赤穂御崎は小さいですが温泉街で日帰り温泉もできる場所があります。オススメは銀波荘というホテルで、日の入りを見ながら海に面した露天風呂に入れるなかなかレアな体験ができます。この日はちょうど雲がかかっており、見られなかったのが残念。
(温泉近くの神社からの写真です)
牡蠣づくしと大型反射板
夜になり焚き火と炭おこしをしながら、もう一つの新しい道具をセッティング。
通常、コンロを風から防ぐ風防をめっちゃ大きくしたものです。風も防ぎますが、熱も反射するので二重の温かさがあります。風で飛ばされるんじゃ?と思われるかもしれませんが、各板の下に穴があり付属のOリングをつけてペグダウンすればある程度の風は凌げます。両端と真ん中の3点固定が基本で、風に応じてペグダウン箇所を増やすのが良いと思われます。
牡蠣を焼いて食べ…
カキフライにして食べ…
エビも焼き…
トドメに伍魚福の濃厚ほたるいか姿干しとウイスキーで〆。
時間は早いですが、お隣さんとの交流を楽しみました。2組バイクでのソロキャンパーさんで食べられない焼き牡蠣をおすそ分けしたり、DXを見に来られたりと交流をしていました。サーカスは知ってるけどDXは見たことがないという感じでメリット、デメリット感じていただけました。
ただ…話に夢中になって、お一方の椅子が焚火にダイブしてしまい全損になってしまったので、お声掛けする際に気をつけたいと思います。
シンゴの初日の出
夜も風が強く、サーカスTCDXもバタバタとしていましたが、気温自体はそんなに下がらずぐっすり寝られました。これまではインナーテント有りだったので気になりませんでしたが、シェラフ(寝袋)の表面がしっとりしていたので、もしかしたら何らかの対策が必要になるかもしれません。
このキャンプ場、方角は南東を向いており、シンゴの確保できたところも海辺で絶好の日の出びよりです。日の出を逃してたまるものかと、タイマーセットし、準備は万端。でもやっぱり雲がかかってる…
ずっと撮っていましたが、雲は晴れることなくそのまま、雲からご来光。奥に見えるのは淡路島です。兵庫県の西の端からも見えるのでぜひ淡路島からもこちらを見てみたいですね。
色味が違うのは違うカメラで撮ったせいですが、実際の風景もこんな感じで刻一刻と光の色が変わっていました。
丸山県民サンビーチを守るためのお願い
本来、キャンプ場の良いところを紹介する目的でのブログですが、マナー、特にゴミに関するお願いです。
このところ、兵庫県の無料キャンプ場が相次いで閉鎖、利用制限がかかっています。
無料、低料金のキャンプ場は地域の方の善意、地域への還元のためであり、外部から来る人のためではありません。そのため、場の清掃コストも抑えられており、ゴミの回収、トイレの整備等不便なところもあります。
丸山県民サンビーチは水道もトイレも完備されている場所ですが、ゴミを捨てて帰る人がいる現状です。
この写真は実際捨てられていたゴミです。分別も何もされていません。誰かが捨ててしまうと、後の人は罪悪感が薄れるか、知らなければゴミ回収所に見えるでしょう。
また、水場では、ゴミをそのまま流している人がいて、結果水場近くの排水溝から汚水が溢れてしまっていました。テントが設営できる場所でもあり、実際そこに設営しようとしていた人がいたので、もしそのまま設営していたらその方は悲惨な目にあっていたと思います。
キャンプのマナーは他にもありますが、このキャンプ場が使い続けられるようゴミの持ち帰りは何卒お願いします。
周辺情報、温泉
スーパー、ドラッグストア、ホームセンター含め、赤穂ICからキャンプ場の間含めたくさんありますので周辺情報については割愛します。
続いて温泉。
まずは先程もご紹介した銀波荘。キャンプ場からは車で10分ほど。駐車場はホテル前ではなく少し離れた赤穂御崎無料駐車場に停めてください。利用料は高めですが、タオル付き、海に面した露天風呂、ラウンジの利用などとてもゆったりと過ごせます。
兵庫県赤穂温泉の旅館、海の見える温泉の銀波荘で源泉100%掛け流しの露天風呂や瀬戸内海の牡蠣など赤穂ならではの旅をお楽し…
同じくキャンプ場から車で10分、赤穂御崎にある亀の井ホテル赤穂。こちらはやや高いところにあります、露天風呂もあり高いところから海を眺めながら温泉に入れることと、施設内に駐車場もあるのでファミリー向けと言えるでしょう。
瀬戸内海国立公園の赤穂御崎に立つ抜群のロケーションを活かした全室バルコニー付のオーシャンビュー。赤穂の塩や瀬戸内海の冬の…
以上、丸山県民サンビーチの紹介でした。お役に立てれば幸いです。