焚き火片付けの最強ギア!ロゴスのポータブル火消し壺が最高でした!

寝る前や撤収時の火の始末、なかなか燃え尽きてくれなかったり、中途半端な薪の状態で残ってしまって困ることはありませんか?キャンプ場の管理人さんから言われていても火の付いたまま寝てしまったり、炭捨て場に捨てられている光景をよく目にします。

寝ている間に風が吹いて火の粉が飛んでテントに穴が空いたり、サイトが炭捨て場の近くでモクモクと煙が飛んできたり…実はとても危険や迷惑行為につながる火の始末ですが、火の始末をどうやったら完全にできるかを調べているうちに昔から使われている火消し壺にたどり着きました。

そこで今回はキャンプに持っていける最強の火消し壺「LOGOS ポータブル火消し壺」を紹介します!炭でも薪の残りでもとにかくぶち込めば完全に鎮火できるギアです(笑)

素材はアルミ製で重さは約1.5kg、大きさは18cm×22cmくらい。壺の内径は13cm×17cmくらい(約3リットル)でソロでは十分。スノーピークの焚き火台Lでも一定灰になっていれば入ります。持ち運び用のハンドル(取っ手)があり持ち運びも便利。

こちらはハンドルを閉じた状態。本体にピッタリフィットしています。

フタはネジ式になっているので万が一火消し壺が倒れても中身がこぼれることはありません。

ネジの本体側はこんな感じ。ネジの間隔が広いためか、なかなか噛み合わなかったりします。初期不良でもない限り閉まらないことはないので根気よく締めましょう。
なお、ネジを締めすぎたりすると、中と外の温度差、圧力差でフタが開かないこともあります。ネジを締めすぎたりしないことと、開かないときはフタの横側を木づちやハンマーで軽く叩くと外れやすくなります。夜間で大きな音が出せない場合、肩たたきのように手でトントンと根気よく叩く方法もあります。

続いて実際の使用イメージです。スノーピークの焚き火台Sでわざと大きめの炭が残っている状態で試しました。片付けするときも焚き火シートがあると炭がこぼれても後で壺に入れればいいので安心です。使用している焚き火シートはベルモントの焚き火プロテクトシートです。本来は熱反射のために表面にアルミ蒸着がされているのですが、個人的には水分を弾きのでBBQのタレや、焚き火の樹液などで汚れにくい点で重宝しています。

そして焚き火トングやスコップを使って火消し壺に入れます。シンゴが使っているスコップは100円ショップで売っているものですが十分です。炭はとても熱いので革手袋などでしっかりガードしましょう。
炭を入れたら火消し壺が急激に熱くなります。壺が冷えるまでは置き場所や、誤って触れてしまわないよう安全な場所に置いてください。(特にお子さんに注意)

大きな炭を壺に入れたら細かい炭は直接焚き火台を傾けて投入。(公式サイトでは禁止されていますので自己責任でお願いします)
どうしても灰がこぼれてしまいますが、焚き火シートで受けているので、最後は焚き火シートの中身を壺にいれてフタを締めましょう。

フタは完全に締める必要はなく、一回転分くらい隙間をあけておきます。この状態でも鎮火はきちんとでき、ネジが固まることもありません。日陰で焚き火シートの上に置き、30分くらいを目安に中身が冷めるまで待ちます。

壺を締めるとすぐに酸欠状態になり火は消えますが、熱は残っています。十分に冷めないうちに開けてしまうと中で熱を持っている炭に酸素を与えることになり再燃することがあるのでしっかり冷ましましょう。
シンゴの場合を例にするとこの時間でテントの片付けや車への荷物運びをしています。

素手で壺に触れられるくらいが十分に冷えた状態です。まだまだ入りますね(笑)この状態になってから灰捨て場に捨てれば周りの方に迷惑になることもありませんし、大きな炭、薪が残っていれば次回使うことも可能です。灰の回収がない場合はポリ袋に入れ替えたり、このままフタをして持ち帰ることも可能です。

火消し壺は他社製品もありますし、最近は難燃性の布タイプのものもありますが、耐久性の面ではロゴスの火消し壺がベストと考えます。
また、一回り大きく1.5倍の容量があるマイティー火消し壺(内径17cm×20cm、約4.5リットル)も発売されているので、焚き火台や人数によって使い分けてみてはいかがでしょうか。

火消し壺自体はとても地味で場所もとるため、どうしてもギアの優先順位が低くなりがちですが、安全な火の始末のために荷物の空きがある方なら全キャンパーさんに持っていてほしいと思う一品です。

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